 「日本核開発に反対する会」結成式によせて
2007/06/26
「日本核開発に反対する会」の結成を心から祝し、連帯の気持ちをメッセ−ジとして送らせていただきます。 本来、出席させていただくべきところ、あいにくチ-ム「9条ネット」の同志である原和美氏の激励を目的とする9条ネット兵庫の一大決起集会が本日同時刻的に開催されますので主催者の好意にあまえ、メッセ-ジにて替えさせていただきます。
隠されてきた原発事故のなかで深刻なのは、検査中とか試験運転中における制御棒駆動装置にかかわるものです。チェルノブイリにつながるのではないか、という不安が切迫したものになってきています。 さらに高放射性廃棄物の最終処分場の問題として露見した高知県東洋町に対する卑劣。姑息な策動は、日本列島の死の列島化への恐怖を覚えます。 原子力発電体制にかかわるこのような深刻な不安、恐怖にたいし、今日の日本政府はわが国国民の命と生活に責任をとる態度を全く取っていません。 権力、統治機構にたずさわっているものたちの鈍感さ、傲慢さに対しどのように対決するべきでしょうか。
かって田中正造氏は足尾銅山の垂れ流す有毒物質が利根川流域住民に死を含む、苦しみを与えているさなか、天皇への直訴をもって戦いました。 最高国家権力としての天皇に対し、問題の解決をせまったのです。 今日、わが国の国家権力に対し、一切の秘密主義をやめさせ、原子力行政を根本的に改めさせる戦いをしなければなりません。 権力の公開性、透明性を戦いとらなければなりません。 このような権力の閉鎖性、秘密主義、傲慢さをゆるしておくならば一部にその野心が露呈した日本核武装への策動が、策動の段階から公然たる核武装準備に転換する危険を阻止できません。
憲法9条改憲は戦争の道への宣言です。核武装化の野望さえも内包しています。 日本国民がこの道はだめだ、という積極的な意志をたたきつけ、権力の閉鎖性、秘密主義、傲慢さに対決していく闘いの過程そのものが、ありうるかも知れないチェルノブイリの悲劇を現実化させない力となるでしょう。けっして自然的災害ではなく、権力の横暴とそれを受容する国民のうえに降りかかる人為の災害にほかなりません。 世界的、アジア的規模の核武装。軍拡に対し憲法9条を国是として積極な平和構築の闘いを展開することが相互不信をとりのぞき善隣友好の関係を築いていくことになります。
日本核武装化の道ではなく非戦、平和、東アジア善隣友好の日本へ!むかって断固としてすすみましょう。 2007年6月24日 成島 忠夫
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