大きな志も、小さな一歩から
まだ、6月だというのに真夏を上回るような暑さの中、三島北コミュニティー防災センターにおいて9条ネット・静岡の発足集会を開くことになった。色々な行事が立て込む中、1週間前に発足集会の日程が決まった。会場確保や案内チラシの出来たのが5日前、殆ど何の宣伝も準備も出来ない中、本当に人が集まるのだろうかと、心配しながらの取り組みであった。
しかし、主催者の心配よそに、50人会場に40人の参加者があり、何とか格好はついた。そして、中には思わぬ参加者も見られ、無理を押してやったことが報われるような思いがした。その意味で「どんな大きな志も、小さな一歩からしか始まらない。この小さな一歩がやがて大きな波紋をつくり、私達の取組みが日本中に広がっていく」そんな思いをかみ締めながら、内容豊な充実した集会になったことをまず報告したい。
前田知克さん
集会では、鈴木卓馬さん(静岡県共闘代表幹事)の経過報告の後、全国9条ネット呼びかけ人共同代表の前田知克さん(弁護士)から、60年安保の頃、その後の成島さんとの関係、改憲を掲げる安倍政権の動き、今、まさに「憲法が殺されようとしている」、憲法が殺されれば、本当に若者が戦場に送られ殺されてしまうとの訴え。また、朝鮮総連本部ビル売却事件問題にも触れ、それらが、政府筋のある意図と悪意を持ってなされたものであるとの、弁護士の立場からの説明もあった。
各地、各戦線の報告
成島さんの決意表明は、学生運動、浜岡原発反対市民運動の経験を生かし、なんとしても憲法改悪を止める動きを、この参院選挙の中からつくりださなければという思いが語られた。
東京から「ナルチュウ後援会」の渡辺さんが駆けつけ、東京での動きを報告、また、6月30日に静岡県中部、9条ネット発足集会の準備が始まっていることを、静岡から参加した大古田(おおふるた)さんの報告があり、更に、成島さんのコーディネートをしているという、在日韓国女性キム・リジャさんの多弁なお話しもあった。
最後に、島野さん(空港はいらない県民の会共同代表)が、「国民投票」があるから……などと考えていたら、もうその時は遅い。「権力は必ず通る」という見極めで「国民投票」にかけてくる。この参院選が「国民投票だ!」という気持ちで取り組まなければと訴えた。
遠く、伊東市から駆けつけた参加者を紹介して、集会は無事終わった。帰りに、参加者の多くが用意した公選葉書を袋に詰めて持ち帰った。更に大きな輪が広がること間違いなし。その後、都合のつく者で、三島の酒場に足を運んで、汗をぬぐった。