 「9条ネット」とともに 成島頑張れ!
2007/07/11
吉川 駿
7月8日中野で行われた決起集会での成島君の発言に、一皮剥けたものを感じた。その姿勢で選挙を闘いぬいてほしいし、国民に浸透し得る姿勢だと思った。
第一は、彼が、言葉の上でも国民を説得して「改憲反対」に持っていこうとしている姿勢だ。デモだけでなく、話をして大勢の国民をして「反対」の側につけていくことが大事だと語った。スローガンには、「改憲阻止」となっているが、「阻止」という前に「反対」という言葉を浮き掘りにし「何故反対なのだ」を語り、「改憲」推進政党に対峙して行くことが必要だと、私は思っていた。大衆運動組織や労働組合ならともかく、政党的立場で物事を考えると「政治的見解」を明らかにすることが責務だからだ。「戦争はいやだし、やってはいかん。憲法9条はその基軸になっている」ということを、広く訴えていってほしい。 第二は、彼が、かつて闘ってきた枠の、新左翼とか「ブント」という狭さにとらわれず、回顧趣味的にあの時代を語るのでなく、これからの社会構成上の軸になる若い層を取り込もうという姿勢だ。
第三に、大衆運動に対置しての議会主義とか、革命を前提にしての戦略戦術として議会を利用するという姿勢でない地平の論議を超えて選挙に臨む必要があるということだ。一億の国民が、日々の政策論議を問われる場に身を置くことは現実的でない以上、国会という代議制は、わが国にとって必要な統治形態だ。
第四に、選挙が終わっても「9条ネットが続く」という視点だ。もちろん賛成だ。ただ、政治という包括的な場で政策を論議する場に立った以上、掲げたいくつかのスローガンを政策的に煮詰めていってほしいとも思う。今のスローガンでは抽象的だし、誤解を招かないとも限らない。
とまれ、成島君が「9条ネット」としてこの選挙にかかわることは、意義の多いことだ。頑張ってほしい。決起集会での応援弁士達のきわめて適切な訴え、発言も噛み締めて。
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