呼びかけ
憲法9条改憲阻止の一点にかかわって、思いを同じくする人たちと協同し、6月15日、日比谷野外音楽堂で集会と、続いて国会デモを行いたいと思います。
1960年6月15日、安保改訂阻止国民共闘会議主催の抗議行動には、全国580万人の労働者、市民、学生が参加しました。議会制民主主義の名において強行された、岸内閣の暴挙に対して、全学連の学生は抗議行動の先頭に立って闘い、その中で樺美智子が亡くなりました。そして47年後のいま?安倍内閣は危険な政治的野望を秘めて?改憲路線をひた走っています。
憲法9条=非戦平和主義の精神を投げ捨て「戦争ができる国」に日本を仕立て上げようとしています。そのための改憲手続きとして、今国会で強行採決された国民投票法案は、安倍内閣の危険な本質の一端をのぞかせています。
(1) 投票率40%なら、有権者の20%超で改訂可能。
(2) 政党・団体の資金力にまかせた野放しの広告を許認。
(3) 550万人の教師・公務員の「地位利用」に対する活動禁止と分限処分の規定。
(4) 憲法調査・作成の権限と、両院に対する勧告権を持つ、両院合同審査会の年中・常設。
この「改憲手続法」と「自民党改憲草案」の二つを重ね合わせてみるとき、そこには「9条改憲」への明白な意図を読みとることができます。このような無謀で、危険な道への未来選択はとうてい認められるものではありません。
9条改憲を批判し、異議申し立てをすることが必要です。
憲法は、国家という権力に対する、国民主権からのいわば「権力制限規範」であり、国家のあり方を定める「最高法規」です。このような国の根本規範について、一人ひとりが自分の意思を表すことが、いま求められているのではないでしょうか。去る3月20目から5月14目まで行われた「9条改憲阻止の会」の「国会前ハンスト・座り込み」も、そのような政治的意思表示の一つです。
私たちは心から呼びかけます。9条改憲に反対する行動への意志と決意を持っておられる、すべての世代の人たち、すべての皆さんに、「9条改憲を許さない6・15共同行動」への参加を呼びかけます。
私たちは先日、60年、70年安保を斗かっか全学連、全自連、全共闘、青年労働者等の有志が発した「3・19/9条改憲阻止声明」に応えて6月行動に賛同し、一個人として、6・15行動の「呼びかけ人」に名を連ねることにしました。裏面の「呼びかけ人」の氏名に肩書きがないのは、一人ひとりが運動の主体であることを意味しています。また、9条改憲を許さない行動へのかかわり方、思いは各人各様です。来たる6月15日の行動は、そのような多様性がつくり出す運動への、新しい第一歩になることを確信しています。
9条改憲を許さない6・15共同行動 呼びかけ人一同